第21冊目 「伝説の社員」になれ! 成功する5%になる秘密とセオリー (単行本(ソフトカバー)) 土井 英司 (著)
- 作者: 土井英司
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2007/04/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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年収アップだけに焦点をあてて動き回っていると、気がつけば、根なし草になっていまうのです。
あなたが「つまらない仕事」でコキ使われてしまうのは、じつはあなたが自分を「高く売っている」からなのです。
ここぞという場所では、自分は安く売る。そのほうがあとで、何倍ものリターンがある。
経営者の立場から言わせてもらえば、価値を生みだせる「できる」社員は、いくら金を積んでも手放したくない存在です。
大事なのは、その仕事を通じて付加価値を高めることができるかどうかなのです。
年収300万円として、1000万円は自分で稼ぎ出さないと社員としては失格なのです。
もっと積極的に「出世はしない」、では「何をすのか、したいのか」を考えてみてもいいのではないてしょうか。
働きながら一流の技術を身につけ、いつかは独立できるよう、経営や顧客サービスといったことも学んでいくのです。
すべての職場は、授業料を払っても行きたい、興味深い人間の悲喜劇に満ちる場所なのです。
どんなことも9年続ければ成功できるのです。
「弛緩と引きかえに,はじめて成功を手にできる」というのは真実なのです。
成功するためには、その代償として何を捨てなければならないのか? それも考慮する必要があります。
30歳までは、自分を小さくまとめることをしないで、自分には何ができるのか、自分にはどんな才能があるのかをトコトン探そうと決めたのです。
9年という歳月かかかりましたが、小さなことでも9年も続けてきたからこそ、ビジネスになり得たのです。
あなたは旅行やおしゃれや食べ物を提供するのが好きなのか、されるのが好きなのかを、もう一度よく考えてみてください。
「鼻がきく」とは、その分野に関して人並み以上のアンテナが立っているということです。
トレンドを追いかけるだけの人には、次のトレンドをつくることは絶対にできないのです。
一流の人との出会い、つきあうことの利点は、情報をもらえる、何かトクがあるということではありません。「このひとには絶対に適わない」と実感できることです。
自分にしか出来ないことを探し、、磨くことで、オンリーワンになる道を探すことができます。
一流の人にふれた経験を、「彼らに勝てるとしたら、自分のどの部分だろう?」と考えるきっかけにするのです。
世の中には、じぶんがコントロールできることと、できないことがあります。
失敗という経験も、原因さえわかれば、いつかは勝利に転換できる。
お金はためるより、自分の価値を高めるために使ったほうが、あとで何倍にもなって戻ってくるのではるかにトクです。僕は、それを「教育ATM機説」と名付けています。
人生の仕入れに使える要素は,2つあります。「金と時間」です。「金と時間」をどう使うかで、人間は決まってしまうのです。
人は生まれたばかりの「原価の自分」に、さまざまなかたちで「付加価値」をつけています。
あなたが何に時間を費やすかで、あなたの人生は決まります。人に与えられた時間には限りがあります。キャリアにも「売り時」があります。
世の中は、低い位置からのほうがよく見えます。上からでは見逃すことも、下からはよく見えるのです。
頭を下げることは決して屈辱ではありません。頭を下げるだけで、見えてくるもの、得るものは多いのです。
「24時間使える」そう思ったとき、それまでは「ない」と思っていた時間が「ある」に変わりました。そのおかげで僕はチャンスをつかむことができたのです。
たとえ平社員だろうと、相手のために働けば喜んでもらえ、重宝され、人脈も広がり、自分も成果がでて気持ちよく仕事ができる。僕はこの快感にはじめて気がついたのです。
そこでわたったのが「成功は何度かの失敗経験のあとに訪れる」という法則でした。
些細なことでいいのです。些細な挑戦を積み重ねていくのです。
自分1人のために働いていると、どんどん煮詰まっていきますが、会社のため、人のために働いていると、人とのつながりがどんどん広がっていきます。
だから、成功するのは簡単です。成功する5%の法則に当てはまる人、つまり聞いたことを実践し、習慣にする人間になればいいののです。
実践とひとくちに言うけれど、言うや易しく、行うは難し。
継続するためのいちばんの方法は、それを習慣にしてしまうことです。
あなたは歯磨きを、すぐに効果がないからとやめていまいますか?習慣は、あなたを成功する5%の人間にしてくれます。
自分が5%の人間になるとともに、5%の他人を見つけてください。
ベストセラーを読んでみんなと同じ情報を共有する安心感を得る。多少イタイ自腹を切ってでも、特化した情報を手に入れる。どちらで価値をもつのか、需要と供給の原理からいって答えは明らかです。
成功するには、成功の方法を学ぶより失敗しないやりかたを学ぶほうが近道です。
あなたの上司があきれるくらいダメ上司だったら絶好のチャンスと思ってください。失敗している人のそばにいる人は、失敗を観察できるぶん、有利な立場にいることになります。
ある分野の、それまでの前提を変えてしまうくらいの改革、革命を起こす。それをやってはじめて数字は伸びるし、大きく飛躍するのです。
コピーを命じられたら、必ずその書類を読んでください。
どんな職業でも、セルフイメージの高いひとは、断られてもあまり傷つきません。
「日本車だって、外国に行けば外車だ」
あなた自信が希少価値となるために、ふさわしい自己投資をし、ふさわしい場所を発見するために全力をつくすべきです。
自分はどんなことをほめられたら、いちばん嬉しいのか、それがわかれば、自分の才能は開花します。
1人1人の長所 とりる特徴を、キャッチフレーズ的に考えておいてもいいのではないでしょうか。
人は、自分に興味を持ってくれる人に自然と光陰矢のごとし抱きます。同時に、ビジネスの場では「役に立つ」と思う人に好意をもつのです。
目を合わせている最中に質問する
相手が年下でも敬語を使う
一億円あったらという妄想は、あなたがこの人生で何をやりたいのかを見せてくれる鏡のようなもの。
何かに惚れたら、バカになるぼと惚れられる対象に出会ったら、自分を賭けてみる。成功したければ、そんな無茶も必要です。
人が苦手とすることを、トイレ掃除でも力仕事でも、率先して出来る人は貴重です。
自分にとって当然なことが、他の人にとっては新生な驚きということは住々にしてあります。その他人の驚きで、何か新しいことができないか考えてみましょう。
誰にでもモテルることと愛されることが違うように、誰からもすかれる人は、誰からも価値を見とれられない人です。
お世辞や適当に合わせてくれる人の言葉に埋もれていては、決して成長できません。
他人から見たイメージと自己イメージが合致すると、そこからすごいパワーが出てきます。