第19冊目 天才社員の育て方 (単行本) 児玉 光雄 (著)
- 作者: 児玉光雄
- 出版社/メーカー: 日本経営合理化協会出版局
- 発売日: 2006/07/04
- メディア: 単行本
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小さなことからでしか、大きな成果は得られない
一流とかプロフェッショナルになるためには、3年では短すぎます。実際には10年以上の歳月を必要とします。
質を高めるために、様々な努力が必要と思われていますが、実は、量こそ質を高める最大の武器です。量の積み重ねによって質の突然変異が起こります。
歴史上の偉大な創造というものすべては、「進化した模範」によって生み出されたもの
本物の個性を生み出すためには、まず徹底的に基本を鍛えることです。徹底的に真似ることです。そして完全に真似ることができるようになって、つまり基本ができまよになってからはじめて、それを打ち破るのです。
プロフェッショナルの人や一流のひとなどの技を、忠実に真似る良さは「基本を習得できる」という点にあります。
成功者の仕草と表情の共通点
- いつも笑顔を絶やさない
- 視線はいつも固定されている
- 決してうなだれる仕草をしない
- 常に胸を張って堂々と歩く
- やったりとした動作を取り、セカセカしない
- 決して首をかしげない
- 自身が全身からみなぎっている
小さい目標達成の積み重ねて、より大きな目標に挑めるようになっていくのです。人間という生き物は、小さな目標をクリアする習慣を脳に刻み込んだら、自動的に実行できるように作られているのです。
どんなに優れた能力があったとしても、ピンチになったときに逃げる人間というのは、天才社員はおろか、その後の成長はありません。
「言い訳」こそ成長を阻む最大の敵であり、やらないクセがついた人間は、失敗する前から頭の中で言い訳を考え始めるようになります。
宣言することは、自分に対する約束であり、プレッシャーが発生する。これが行動を促す強烈な力を生み出す。
小さなことでも「必ずやる」ということを積み重なることで、強い自信が生まれ、どんなときには逃げない性格が形成される。
集中力とは、紛れもなく後天的につけるものであり、誰もが訓練やトレーニングによって「集中できる」ようになれます。
毎回同じ動作をする特別な時間を確保することで、集中力というのは高めていくことができます。
人は誰でも、「映像化」できたことは実現することができる、という能力を持って生まれてきている。
天才は、目の前を通り過ぎる数少ないチャンスを決して逃さない
新米や初心者にスランプはない。スランプに陥るのは必ず活躍している人であり、スランプを経験するということは一流のあかしである。