第12冊目私の営業方法をすべて公開します! ブライアン・トレーシー (著), 早野依子 (翻訳)

大きな決断の大半は、暗闇で車をバックさせて何かにぶつかり、あわててその正体を確かめることとにています。

人は、自分で稼げると思う以上の額を稼ぐことはできません。人間の心には、経済的温度を決定する「収入自動温度調節装置」があるのです。

「想念が現実を作る」。自分にはこれが限界だと考えた時点で、人はその範囲内での考えや行動しかできなくなります。

成功者というのは、自分に語りかける言葉をコントロールします。

自分に役立つと思うことならどんなことでもやってみましょう。いろいろなことを試してみれば、それだけで成功する確率もあがります。

何があろうと決して諦めないことを心に誓いましょう。

紙に書き出された目標は、潜在意識に組み込まれます。そして、目標を組み込まれた潜在意識は、独自に力を持ち始めます。

目標を紙に書き、それを繰り返し見ることが、成功への意欲と情熱の源であったと教えてくれました。

毎日、その日の行動計画を立てましょう。

目標達成のために払わなければならない代償を明確にし、たぐにそれを払い始めましょう。

「質問をする側が主導権を握る」という法則を忘れないでください。

あなたの第一印象は、服装で決まります。あなたがプロらしいきちんとしたみなりであれば、お客はあなたの会社も信頼し、それは購入に結びつきます。

自分の商品がほかと比べて優れている点を明確にしましょう。

自分にとってもっとも重要な目標を質問形式で紙の一番上に書いてください。それに対する答えを20個書き、そのうちひとつを実行に移しましょう。これを毎日行ってください。

見た目の印象　書いては売り手の見かけに左右されます。売り手の服装は、防波堤に打ちつける波のように強烈な印象をお客の潜在意識に植え付けます。外見がどう見えるかで、その人の内面までも評価されるのです。

セールスパーソンたるもの、ビジネスにふさわしい服装に関する本を最低2冊は読み、その教えを守ることです。

売り上げを伸ばしたければ、髪を切れ

会う人すべてに丁寧に接しましょう。お客はもちろん、受付や秘書の人にも朗らかに接してください。

お客と対面する前に、心の中でリハーサルを行いましょう。穏やかで落ち着きがあり、楽観的でリラックスしている自分の姿を想像してください。心の目で見るあなたの姿が、現実になります。

背筋を伸ばし、あごを上げ、力強い握手をしましょう。業界屈指のセールスパーソンらしく振る舞うのです。

服装や見だしなみに注意しましょう。あなたのいる業界で、もっとも成功している人たちの服装をお手本にしましょう。

時間を上手に使いましょう。前もって綿密な計画を立て、１分でも無駄にしてはいけません。

今後１２ヶ月で達成したい目標を１０個、リストにしてみましょうそのなかから一番大事なものを選び出し、すぐに実行しましょう。

業界随一の敏腕セールスパーソンになることを、今この場で誓ってください。どんな代償や犠牲でも払い、実現するまで決して諦めないでください。

生涯かけて学ぶ姿勢を貫いてください。本を読み、オーディオブックを聞き、講座に参加しましょう。あなた自身を磨くことで、人生も磨かれます。

自分の目を「太陽光線」だと思って、お客の顔を日焼けさせるつもりで眺めましょう。

「購入は言葉とともに成立するが、購入は沈黙とともに成立する」

答える、または話を続ける前に一呼吸おくということです。お客が話し終わったら、三〜五鋲の間をおいてから口を開きましょう。

お客が言った言葉を、あなた自身の言葉に換えてフィードバックしましょう。お客のコメントや質問を、別の言葉で言い換えるのです。

自分の目標を紙に書き出したことがある大人は、全体の３パーセントだそうです。そして、彼らこそそれぞれの世界で成功し、高収入を得ている人たちです。

目標と計画を持った人は、期待や希望しかもたない人の何倍も強いのです。

■１０個の目標
紙を一枚用意して、一番上に「目標」と大きく書き、その隣に今日の日付を記入してください。それから、今後十二ヶ月で達成したい目標を１０個書き出しましょう。できるだけ急いで書いてください。かける時間は、せいぜい三〜五分です。

１０個の目標が書けたら、それを見直しながら自問してください。「この１０個のなかのどれが、今から二十四時間以内に実現するとしたら、私の人生を一番よい方向に変えてくれるのは?」

その答えこそ、今のあなたにとって一番大きな目標となります。これを考えることで、自分の生き方を見つめ治すことにもなるます。

その目標を、別の紙の一番上に書き写しましょう。そして、それを達成する期限も決めましょう。

目標達成のためにしなくてはいけないことを、思いつく限り書き出しましょう。そして、それを優先順位に従って並べ直し、計画書に作りかえましょう。

目標達成するまで、１日に必ず何かひとつは行動を起こしましょう。