第3280冊目 ゴール―最速で成果が上がる21ステップ ブライアン トレーシー (著), Brian Tracy (原著), 早野 依子 (翻訳)
- 作者: ブライアントレーシー,Brian Tracy,早野依子
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2006/04
- メディア: 単行本
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- 視覚化の四つの側面
①頻度
視覚化の第一の要素は頻度です。特定の目標が達成された様子や、特定の状況で自分が最高の仕事をしている様子を思い描く回数です。より明確なイメージをより頻繁に思い描くことで、それはより速やかに潜在意識に浸透し、現実となるでしょう。
②長さ
視覚化の第二の要素はイメージの持続です。心の中にどれだけ長くイメージを維持できるかです。心の底からリラックスしていれば、最高の姿の自分を数秒間、さらには数分間も維持できる場合もあります。イメージを長く保持できれば、その分それは深く潜在意識に浸透し、より速やかに行動となって現れるでしょう。
③明確さ
視覚化の第三の要素は明確さです。目標をどれだけ鮮明に心の中に描けるかによって、それがいかに速く実現するかで変わってきます。この要素こそ、「アトラクションの法則」と「呼応の法則」を機能されるものです。欲求の明確さこそが、その実現の速さを決めるのです。
新しい目標を決めたばかりのとき、そのイメージはあいまいで不明瞭なはずです。それがかなったらどうなるのか、あなたには見当もつかないかもしれません。しかし、なんどもそれを紙に書き、見直し、心の中にイメージを描き続けるうちに、それはだんだん明確になり始め、いずれははっきりとしたかたちをとるようになります。そのとき突如として、あなたの目標はあなたのイメージしたとおりになります。
④切実さ
視覚化の第四の要素は切実さです。イメージにどれだけの思いをつぎ込むかです。実際のところ、これこそが視覚化のプロセスのなかで最も大事で強力なものです。十分に思いをつぎ込み、十分に明確なイメージを描けば、すぐさま目標がかなるということもありえます。