第3166冊目 一瞬で自分を変える法―世界No.1カリスマコーチが教える アンソニー ロビンズ (著), Anthony Robbins (原著), 本田 健 (翻訳)


  • 「努力の差」こそ「結果の差」である


骨身を惜しまぬ努力が力を発揮する――これは成功者の常識だ。たゆまぬ努力なくして、大成功はない。どんな分野を見ても、成功しているのは、決して成績優秀者でも、俊足の人でも、力自慢の人でも、人一倍努力をした人だ。


ロシアの名バレリーナアンナ・パヴロワはこう言っている。


「立ち止まることなく一つの目的を追い求めることが、成功するための秘密です」


この言葉h、私が考えた究極の成功方程式に通じる。


つまり、まず目指すべき成果を明確にし、成功例を手本にし、行動を起こし、この結果を正確に予測する感覚を身につけ、思ったとおりの結果を手にするまで磨きをかけるのだ。


ずば抜けた才能がなければ成功できないと言われる分野でさえも、この言葉はあてはまる。


技量だけを見れば、ほとんど差のない選手でされも、「努力の差」が「結果の差」となって表れる。


どんな世界でも、努力は成功に欠かせない要素である。有名になる前、ヒューストンでテレビキャスターをしていたダン・ラザーの仕事ぶりはいまだに語り草になっている。テキサスに接近していたハリケーンの取材では、風に飛ばされないように木にしがみつたままレポートしたものだ。


成功する人は、成功するためにはどんなことでもする(もちろん、他人を傷つけるようなことは御法度である)。これこそが成功者の成功者たるゆえんである。


成功を手にするためには必要は信念は、他にもある。それについては、あなた自身に考えてもらいたい。


成功の裏には「努力の歴史」があることを忘れてはならない。成功した人を研究し、いつでも効率よう行動し、めざましい成果を出すために信念をみつけてほしい。