第3024冊目 心を上手に透視する方法 トルステン・ハーフェナー (著), 福原美穂子 (翻訳)
- 作者: トルステン・ハーフェナー,福原美穂子
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2011/08/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 相手と同じ姿勢をとる「ミラーリング」の効果
さらに、NLPで用いられるテクニックに「ミラーリング」がある。これは、相手とそっくり同じ姿勢をとるというものだ。それでは、やってみよう!
ミラー(鏡)の実験
まずは、相手の真似をしてからからかうようにならないよう、注意すること! 相手気づいてしまうと、相手との一体感を十分につくり上げることができなくなる。
このことから何人かとNLPトレーナーが勧めているのは、タイミングをずらしてミラーリングをすることである。つまり、相手が姿勢を変えたらすぐ、さっきまで相手がとっていた姿勢を真似する。たとえば相手が組んでいた腕をはずしたら、今度はあなたが腕組みをするといった具合。
ミラーリングを行うと、相手が今、どんなことを思っているのかを知ることができる。相手と同じ動作をすることで、相手の内面で何が起きているのかを感じる取ることができるからだ。
体の体勢が思考に影響するということを、覚えているだろうか。それがここでも重要であり、活用されている。
しかし、ミラーリングを行う際には細心の注意が必要だ。すでに多くの人がこの方法を知っていて、ほかの人も用いているのではないかと気をつけているからだ。