第2154冊目 20代実績ゼロから知っておきたい仕事のルール 成田 直人 (著)
- 作者: 成田直人
- 出版社/メーカー: 中経出版
- 発売日: 2011/11/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「とりあえず○○」をなくす
20代のうちは慣れないこと続きなので、常に自分の思い通りにならないというストレスにされされています。そのうえ就業時間も長いとなると、唯一の安息が自宅となる人も多いのではないでしょうか。
実は、この自宅での時間の過ごし方が、後の能力に大きさ差を生みます。
自宅で絶対にしてはいけないことが、「とりえあず○○」です。(○○には自分の好きな快楽が入ります)。
人は、苦痛を選択し続けると、快楽が走るように遺伝子レベルでインプットされているそうです。そのため、「あ〜、今日も疲れた〜」という気持ちで自宅に帰ってしまうと、この○○に手を出してしまうことになります。
私にとっては、○○には、テレビやマンガ、ゲームなどが入ります。
○○に手を出しすぎると、周りの人々に次々と抜かれて、20代で圧倒的な成長も成果も積み上げることができません。
大切なことは、「未来の自分が許せること」に時間を使うことです。
私は、マンガを読む時間があれば、できるだけ業界紙を読むように心がけていました。読み終わったときに、誘惑に負けなかった自分が誇らしくなりました。
ほかにも、テレビを見る時間があれば、インターネットでネットショップをのぞいて、自店(靴屋)で扱う商品のセールスレターを読んでいました。
自分が無駄だなとわかっている時間は、自分なりに工夫して極力さけるように工夫することが大切です。
私もはじめは、読書をするのが苦痛でした。なぜなら、すぐに眠くなるからです。しかし、毎日継続していくことで、読めば読むほどワクワクし、仕事のアイデアもたくさん浮かぶようになりました。
最近、仕事に関する本を読んでいて感動したフレーズがありました。
それは、「売れるスタッフになる!」という本に書かれていた「商人を 眺める のではなく 選ぶ 目で見てくださるように導くこと」というフレーズです。
私自身の過去の接客シーンを振り返るにこれ以上ない表現でした。
読書はこのように自分の考え方、姿勢を根本から変えるほどの影響力があります。
また、プライベートでは、「1日寝る曜日」(寝るだけの日)をなくしました。
寝ているだけでは余計に疲れ、しかも「あ〜、1日寝ちゃった……また明日から仕事だ」と全く気持ちが前向きにならないからでした。
それから私は、休日の過ごし方を変えました。
朝早くスターバックスに行き、1週間の振り返りと翌1週間の目標設定、そして、マッサージや社会人バトミントンサークルに行くことで、ただ1日中寝ているだけでは抜かなかった疲れやストレスがなくなったのです。
私の場合は、このように試行錯誤の末、思考も整理され、体の疲れも取れる、素晴らしい習慣を見つけることができました。
みなさんも、いろいろと試行錯誤しながら、1日の過ごし方を変えていきましょう。