第1941冊目 メンタリズム 恋愛の絶対法則 [単行本(ソフトカバー)] メンタリスト DaiGo (著)
- 作者: メンタリスト DaiGo
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2012/07/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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マッチングで「気が合う」と思わせる
たとえ初対面の相手であっても、「共感」することがあるとグッと親近感を覚えたりするものです。
いつも行動を共にしている親しい人とは同じタイミングで同じことを言ったり、同じ動作をしたりしませんか?
これを逆に解釈すれば、意図的に相手と?タイミング?を合わせることで、距離の近さを意図的に作り出し、「共感」を生むことが可能というわけです。
「信頼」「共感」「同調」は「ラポール」とも言われるものですが、メンタリストがパフォーマンスを行ううえでとても重要な要素です。
心が少しでも通い合っていれば、相手の心が読みやすくなるし、相手も私に心を開き、パフォーマンスがスムーズかつ相手の協力を得ながら行えるのです。
では、どうやって心を通い合わせ、共感を作るのでしょう。
やり方は簡単です。相手のしぐさを真似る、ただそれだけです。
鏡に映っているように動作を同調させることから「ミラーリング」、合わせるという意味から「マッチング」とも言われるテクニックですが、親しくなりたい、あるいは心を開いてもらいたい相手の動作を同時に、またはほんの数秒ずらして真似するのです。
向かい合わせて座っている相手が右手でコーヒーカップを持ち上げたら、あなたは左手でカップを持ち上げます。足を組んだら、あなたも足を組む。
同調させるのは、動作でもしぐさでも姿勢でもOKです。
まったく同じタイミングだと不自然に感じるなら、ほんの少し遅らせて合わせます。
大事なのは、真似していることを相手に絶対に気づかれないこと。
少しでも気づかれてしまったら、その瞬間、あなたは「怪しい人」、「自分のことを真似する気持ち悪い人」として認識されてしまうでしょう。
「Story A」のなかで、ユイは、あなたと過ごしている間、よく笑ったと感じた。風邪をひいたのか、くしゃみも同じタイミングでした。
でも、実はこれ〝あなた〟が彼女に合わせたのです。そして、ユイが気がついていないだけで、〝あなた〟は実に多くの動作を同調させていて、気づかないうちに彼女とラポールを気づいていたのは言うまでもないでしょう。