第1023冊目  できる大人のモノの言い方大全 [単行本]話題の達人倶楽部 (編集)

できる大人のモノの言い方大全

できる大人のモノの言い方大全

キチンとした日本語

  • 「ナ行」と「マ行」を正しく発音する


「ナ行」と「マ行」を正しく発音すると、明るく清潔感のある話し方に聞こえる。

なお、「ナ行」は、上の歯の上側に当てた舌先先端を、口を開くと同時に下げて発音すると、きれいに発音できる。また、「マ行」は、唇を閉じた状態から、しっかり開けながら発音すると、はっきりと発音できる。


たとえば、「キコウしたい」といっても、「寄港」「帰航」「起工」「寄稿」など同音異義語が数多くあるため、どの意味なのかはっきりしない。

文章なら漢字で書き分けられるが、会話ではそうもいかない。わかりやすい言葉に言いかえたほうがいい。


  • 「お」と「ご」の使い方には法則がある


「お」や「ご」には、付け方の基本法則があり、「お」は和語、「ご」は漢語につく。たとえば、「お体」「お店」などに対して、「ご安心」「ご迷惑」などとなる。


  • 代名詞や連体詞を多用しない


会話中、「これ」「それ」「あれ」、「こんな」「そんな」「あんな」といった代名詞や連体詞を多用すると、意味のとりづらい言葉にある。多用しないほうが、会話がはずむものだ。