第792冊目 図解たった3分で人を引きつける「話し方」 相手が思わず「納得してしまう」話術 箱田忠昭/著

図解 たった3分で人を引きつける「話し方」 (知的生きかた文庫)

図解 たった3分で人を引きつける「話し方」 (知的生きかた文庫)

目次


はじめに あなたの人生、会社生活がガラリと変わる本
プロローグ あなたの評価を10倍高める「話し方」!
1 相手が思わず「耳を傾ける」話し方10のルール
2 相手が素直に心を開く「聴き方」「話し方」
3 人の心を思いのままに操る「言葉の法則」
4 どんな要求も難なく通す「プロの交渉術」
5 聞き手が“つい身を乗り出す”「プレゼン」話法


人に好かれる一番の近道は「相手に似せる」こと


これを逆手にとれば、「好かれるためには相手に似せればいい」ということになる。相手にとって、自分に似た人は好ましいわけだから。


どうやったら相手に似せることができるのか。まずは、相手のまねること。相手をよく観察し、同じような言動をとればいいのである。


たとえば、来客があったする。そのお客さまは急いできたらしく、汗を拭きながら「今日は暑いですね」と言う。ところが、あなたは冷房の効いた部屋にいたため、あまり暑さを感じていない。そこで、「そうですか。昨日より気温は低いはずですが」と返したら、お客様はどう思うだろう。


こんなときは、「ほんとうに暑いですね。クーラーの効いているこちらの部屋へどうぞ」と、相手にあわせることが大切だ。そうすれば、お客さまはあなたに好感をもつのである。この相手に合わせる技術を「ペーシング」という。共感ゾーンをつくるために有効なテクニックのひとつである。


あなたに、すべての良きことが、なだれのごとく起きますように♪


今日の声に出したい言葉


大切なのは「声に出す」ということだ。音読が脳を活性化するといわれているように、自分でしゃべったことを自分の耳でもう一度聞き、理解することは記憶の念押しになる。――伊藤真


編集後記



図解 たった3分で人を引きつける「話し方」 (知的生きかた文庫)

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