第749冊目 頭のいいお金の使い方 お金の流れを呼び寄せる 午堂登紀雄/著

頭のいいお金の使い方

頭のいいお金の使い方

目次


第1章 24時間まるごと学校化作戦
 1 頭で生活する
 2 ものごとを見る感性を養う方法
 3 一段高い視点でものごとを見る
 4 お金を稼げるようになる最適なトレーニン

第2章 知的生活につながる時間術
 1 スピードアップで2倍濃い人生を送る
 2 日常生活もスピードアップ
 3 24時間無駄なく過ごす方法

第3章 マルチプル時代を生き抜く知的生産術
 1 複眼思考で多様な人生を送る
 2 マルチタスク処理できる組み合わせを考える
 3 「壁を超える」スキルを育てる
 4 マルチプル時代を生き抜く生活術
 5 健全な稼ぎは健全な体に宿る
 6 知的生産を高める食事術

第4章 どこでもオフィス化計画
 1 生産性を高める物・場所の使い方
 2 知的生産を高める仕事術

第5章 情報をお金に換える作戦
 1 コンテンツを生み出す整理術
 2 思考の枠組みを拡大する
 3 自分の力を使い回す技術
 4 お金を稼ぐ読書術

第6章 知的生活を生む発想法
 1 知的生産につながる質問術
 2 知的生産につながる心構え
 3 知的生産を生み出す毎日の過ごし方
 4 生産性を高めるものの考え方
 5 WIN-WIN発想が他人を動かす
 6 未来につながる意思決定


小物にお金をかける


スーツにお金をかけなくても、小物にお金をかけることによって、見た目の演出をすることができます。先日も、あるインターネットマーケティングの社長とホテルのラウンジで打ち合わせをしていたときのこと。


袖口から覗いているのはハリー・ウィストン。手元にはウォーターマンの万年筆。スーツは普通で派手さはありませんが、この2つの小物がチラリと見えるだけで、「デキるビジネスマン」という印象が漂います。


六本木のバーで飲んでいたとき、隣のテーブルにいかつい集団が座っていました。見るからにヤクザです。その中のリーダー格とおぼしき人物は、なんと上下スウェットスーツというカジュアルな出で立ち。しかし、袖口からの覗くロレックス、取り出した財布はカルティエ。いかにも「お金をもっていそう」なオーラです。ここでも、やはりヤクザは見せ方をわかっているのでしょう。


もちろん全身ブランドだらけとか、誰もがもっている有名ブランドだと、ミーハー感が出てしまい、逆にブランドに振り回されている印象になってしまいます。


しかし、文房具、カバン、カードケース(名刺入れ)、財布、靴、メガネといったちょっとした小物に高級感を持ち込むと、不思議とこだわりとセンスを醸し出すことができます。


僕自身はブランド品には興味がなく、時計をする習慣もありません。(体に異物がくっついているのは落ち着かないのです)。筆記用具は、実用は重んじた3色ボールペン。カバンはモノが瞬時に取り出せるマルチポケットで、本やノートパソコンなどいろいろ持て、防水加工もしてある。つまり僕の小物はセンスがない。


そこで、名刺入れと財布とキーケースを高級品にしてみましたが、小物についての勉強はまだまだ足りないようです……。


あなたに、すべての良きことが、なだれのごとく起きますように♪


今日の声に出したい言葉


新 入社員は高価なスーツでなくてもいいので、紺系二着、濃いグレー一着の計三着は最低もっていきましょう。そして、一着着たら、きちんとハンガーに掛けて休 ませること。汗を飛ばし、しわをのばし、形を元に戻すのです。このときハンガーは、スーツ用の太いもを。クリーニングでもらうような針金のハンガーを掛 けっぱなしにしておくと、上着の肩のラインが崩れたり、ズボンに折りじわつくおそれがあります。――スーザン・ビクスラー

 

編集後記




頭のいいお金の使い方

頭のいいお金の使い方