第267冊目 アナウンサーの話し方レッスン 1週間であなたもスピーチの達人! /KEE’S /著

アナウンサーの話し方レッスン

アナウンサーの話し方レッスン

腹式発声とはゴルフでいうフルスイング。力いっぱい振り抜くフルスイングもあれば、アプローチやパターもありますが、「振り方」の原理は一緒です。

若者言葉/hayozaimas
ハキハキした挨拶/ohayougozaimasu

■毎日行う発声練習
あ 口を四隅いっぱいに広げる
い 口を横いっぱいに引く
う 唇をつぼめて突き出す
え 横一文字に引き、下唇の先が逆三角形の頂点にくるように突き出す
お 縦長の楕円形になるよう唇を広げる

■声を出すときの3つのポイント

  1. 声のトーンは「ソ」
  2. 口を縦&横にハキハキ開けて
  3. 体を使ったのびやかな声で

アナウンサーや俳優、落語家などの話し方が生き生きとしているのは、言葉の音ひとつひとつに高低差をつけることで、言葉が「躍動」しているように聞こえるからです。

一流の歌手が、人並み外れた音域の広さを持って歌を表現しているように、話し方のプロも、音域を広く使って、表現の幅を広げるようにしています。

表情などは大げさだと思うくらい表現しないと、聞き手に伝わりません。スピードを落とし、ゆったりと堂々と表現するのがコツ。

KEE'Sの研修で話し方をレッスンする際に、毎朝鏡の前に立ったら、「3つのスイッチ」を入れる習慣ををつけてくださいと教えています。

■3つのスイッチ
顔のスイッチ 笑顔で
声のスイッチ ソのトーンで
心のスイッチ 明るく、暖かい気持ちで

第1章 話し方の「基礎体力」を手に入れる3日間(発声-ボリュームのある声を作る
発音&滑舌-クリアな発音を身につける
表現テクニック-生き生きと話す)
第2章 話し方の「フォーム」を身につける2日間(ロジカル報告-30秒で大事なことを伝える構成テクニック
ロジカルスピーチ-聞き手を夢中にさせる話の展開テクニック)
第3章 話し方の「実戦力」を身につける2日間(スピーチパフォーマンス-「体で表現する」スピーチテクニック
緊張対策テクニック-緊張の概念を根本から見直す!プロの秘策)

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