第259冊目 ビジョナリーカンパニー 2 飛躍の法則 /ジェームズ・C・コリンズ/著 山岡洋一/訳

ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則

ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則

偉大な企業への飛躍を導いた指導者は、まずはじめに、適切な人をバスに乗せ、不適切な人をバスから降ろし、つぎにどこに向かうべきでないかを決めている。

疑問があれば採用せず、人材を探しつづける。

人を入れ替える必要があることがわかれば、行動する。

答えではなく、質問によって誘導する。

解剖を行い、避難はしない。

対話と論争を行い、強制はしない。

どれほど困難にぶつかっても、最後には必ず勝つという確信を失ってはならない。そして同時に、それがどんなものであれ、自分がおかれている現実のなかでももっとも厳しい事実を直視しなければならない。

ハリネズミとキツネの戦いは毎日、少しずつ形を変えて繰り返される。キツネのほうがはるかに知恵があるのに、勝つのはいつもハリネズミだ。

理解を深めていけば、本質は単純である。

ハリネズミ型の人たちは、本質を見抜き、本質以外の点を無視する。

自社が世界一になれる部分はどこか。
経済的動力になるのは何か。
情熱をもって取り組めるものは何か。

キツネはたくさんのことを知っているが、ハリネズミはたったひとつ、肝心要の点を知っている。

第1章 時代を超えた成功の法則-良好は偉大の敵
第2章 野心は会社のために-第五水準のリーダーシップ
第3章 だれをバスに乗せるか-最初に人を選び、その後に目標を選ぶ
第4章 最後にはかならず勝つ-厳しい現実を直視する
第5章 単純明快な戦略-針鼠の概念
第6章 人ではなく、システムを管理する-規律の文化
第7章 新技術にふりまわされない-促進剤としての技術
第8章 劇的な転換はゆっくり進む-弾み車と悪循環
第9章 ビジョナリー・カンパニーへの道

ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則

ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則