第235冊目 本がどんどん読める本 記憶が脳に定着する速習法! 著者/訳者名 園善博/著

本がどんどん読める本 記憶が脳に定着する速習法! (講談社BIZ)

本がどんどん読める本 記憶が脳に定着する速習法! (講談社BIZ)

「文字を指、または鉛筆はボールペンの先でなぞりながら読む」

それだけです。幼稚な方法のように感じられるかもしれませんが、これがバカにできない。目の動きが格段にはやくなるのです。 

本は「一度読んだら、終わり」としていいほど、薄っぺらいものではありません。

「読むのは速く。手元に置くのは長く」

本による学習は、速く読むにせよ、長く手元に置いて読み返すにせよ、常に「繰り返し読む」ことが大切です。

「本は買うべきですか? 図書館で借りてはダメですか?」
そんな質問をよく受けます。私は基本的には「買ったほうがいい」と考えています。

買った本は、できれば捨てないほうがいい、と私は考えています。

神経科学の研究者として知られる池谷裕二先生の著書「海馬―脳は疲れない」によると、
「一ヵ月以内に復習しなければ、効果がない」
そうです。なぜなら、記憶の脳の「海馬」というところで製造されて、大脳資質に保管されるのですが、その海馬に情報が留まっている期間はどんなに長くても一ヵ月だからです。

1章 「読書」は仕事と人生に成功をもたらすマスターキーだ(本をたくさん読むと、どんな素晴らしい変化が起きるのか?
読書の「快楽スイッチ」がONになると、「仕事の好サイクル」が生まれる)
2章 「記憶のメカニズム」を作動させるシンプルな勉強ノウハウがあった!(あなたの5つの「思いこみ」を、まず捨てることから始めよう
普通の速読法には、どんな落とし穴があるのか? ほか)
3章 「プリペアードマインド」をセットすると、脳が「加速」する(「プリペアードマインド」が脳の処理スピードを加速させる
「〜したい」という欲望をもとに学習の目的を設定する ほか)
4章 本を速く、たくさん読める3つの読書法をマスターする(「速習法」3つのポイント
全体を大まかに理解するスキミング・リーディングをマスターする ほか)
5章 本を探し、選び、身につける新しい習慣をはじめる(本屋さんへ行くと、5つの「いいこと」がある
ネット書店をうまく活用して本との出会いのチャンスを高める ほか)

本がどんどん読める本 記憶が脳に定着する速習法! (講談社BIZ)

本がどんどん読める本 記憶が脳に定着する速習法! (講談社BIZ)