第171冊目 レバレッジ・マネジメント 少ない労力で大きな成果をあげる経営戦略 著者/訳者名 本田直之/著

常日頃から、学んだことのメモを作っておく必要がある。記憶に残っていないと、本を読んだ意味も、セミナーに行った意味もない。人と話している意味すらない。どんなに貴重な情報も優れたノウハウも、流れていってしまうだけでは非常にもったいないし、時間の無駄だ。

普通の経営者は、カリスマ経営者の話を真に受けてはいけない。縁のないカリスマの格好良さに流されて、経営の本質を失ってはいけない。

格好いい経営書には立派なことがたくさん書かれているが、経営とはそんなにスマートなものではない。

多くの経営者は「面接のやり方なんて知っている」と言うが、実は思い込みだったり、うわべだけの理解にすぎない。

「昇進は感謝されるが、そのありがたみはすぐに忘れ去られる。昇給はあっという間に古いニュースになってしまう。それより予想外のボーナスのほうが、お金を使い果たした後も甘く、充実した気分を残してくれるものだ」 バーバラ・コーコラン

「その成功している体験を体系化し、誰でもできるようにシンプルにパーケージ化する。自分たちが何気なくなっていた驚くほどの手法を、発見してあげて、名前をつけてあげて、組織全体に宣伝して、一斉に真似をする。それによって、みんなが自分の成功体験を組織全体につなげたいと思う組織になっていく」平尾勇司

共通認識としては、私自身は「なんでダイレクト・マーケティングくらいわかっていないんだよ?」などと、社員に対してムッとしたこともあるが、これは間違いだったと今では思っている。

第1章 経営者のレバレッジ
第2章 戦略のレバレッジ
第3章 営業のレバレッジ
第4章 ブランドのレバレッジ
第5章 仕組み化のレバレッジ
第6章 組織のレバレッジ