第150冊目 本田式サバイバル・キャリア術 著者/訳者名 本田直之/著

本田式サバイバル・キャリア術

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情報収集や判断は、客観的に行うことが大切ですが、そのとき、評論家になってはいけません。

人は自分の主観的な好みに合致するように、もしくは都合がいいように、情報を解釈したがるものです。

一ヶ月間、半分の生活費で暮らしてみることで、消費スタイルががらりと変わり、いろいろなことが見えてくるはずです。

物事を先送りするとは、借金をするのと同じこと
。利子が雪だるま式に増え、先へ行けば行くほど大変になってしまいます。

私の場合、部屋が片付いているかどうかが、意志決定ができているか、物事を先送りしていないかのバロメーターになっています。

実際の行動で試してみなければ意味がない

私の場合は、相当な額を出資してビジネスをしていたときなど、「ここまでやっても、もし上場できなかったらどうしよう?」という最悪のケースについてはいつも考えていました。

年収が高いところへ行きたいという転職も、仮に希望がかなったとしても、今の時代にはリスクが大きい選択だと思います。

20代ならではの3つのポイント
●お金を払っててもやりたい仕事にチャレンジすること。
●いい先輩に張り付き、勉強させてもらうこと。
●愚痴を言わないこと。

ITの勉強をしたからといって、ウェブ関連の作業的な請負仕事をしたりするのは避けるべきです。時間を切り売りする時給の仕事になりがちで、付加価値を高めることにつながりません。

お金にならなくても自分がインプットしたことを情報として発信し、不特定多数の人にどのように評価されるかを測ったほうがいい。

誰かがすばらしい成功を収めたということは、他の人にも同じことができるという証明であるエイブラハム・リンカーン

文句を言う人はどこへ行っても言うし、言わない人はどこへ行っても言わない。不況で業績のいい企業がいくらでもあるように、欠陥だらけの会社のシステムや、問題だらけの上司のメンタリティのもとでも、成果を上げてハッピーな人はたくさんいます。

プロローグ―一〇〇年に一度の危機を人生最大のチャンスに変える
第1章 個人サバイバルの時代へ―大きなうねりに目を向ける
第2章 決め手はサバイバビリティ―シングル思考からマルチ思考へ
第3章 会社で働き、キャリアを磨く―コーポレート・キャリアの法則
第4章 一生通用するキャリアを築く―パーソナル・キャリアの法則
第5章 サバイバル・トレーニング―思考・行動・仕組みを鍛えなおす

本田式サバイバル・キャリア術

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