第125冊目 運のいい人、悪い人 運を鍛える四つの法則 著者/訳者名 リチャード・ワイズマン/著 矢羽野薫/訳

運のいい人、悪い人―運を鍛える四つの法則

運のいい人、悪い人―運を鍛える四つの法則

  • 瞑想は直感を高める方法のなかでも、いちばん実践しやすいものだろう。肝心なのは、瞑想をしているあいだは、どんな感覚も高めようとしないことだ。瞑想とは頭を完全に空っぽにして、気を散らすものをわすれるための時間である。瞑想が終わったら、気持ちが穏やかになり、すっきりして、そのときのこそ直感が最高の状態になっている。
  • 瞑想をすると、人生をより広い目で見つめられる。心のスイッチが切り替わって、落ち着いていく。穏やかな気分で目を開けると、それまでと違う見方ができるんだ。自分には状況をかえられないと気づいたら、悩んでも無駄だと思える。何か行動を起こして状況を変えられるなら、それをすればいい。自分にできることがなければ―たとえば、車を運転して渋滞につかまったら―そのことは忘れて気持ちを静めればいい。基本的に、私には悪いことをさっさと忘れる才能がある。もともと、ふさぎ込む性格ではない。たいていは何とかして自分の望みをかなえるけれど、それができないときは、いったん寝て、次の朝に考えてみる。「何もできないんだから、考えてもしかたない」と自分に言い聞かせるんだ。朝になれば、新しい1日が始まる。ジョナサン
  • 運の悪い人は、すぐに諦めると答え、失敗から何も学ぼうとしない。過去の失敗の理由を考えようとせず、たとかば迷信に頼るなど効果のない解決方法を思いつく。
  • 運のいい人は、あきらめずに耐えようとする。失敗から教訓を学ぶ機会だととらえ、専門家に相談したり、別の方向から考えてみたりするなど、斬新で建設的な解決方法を思いつく。


目次

1 あなたは運のいい人?(運のパワー
ラッキーな人生、アンラッキーな人生)
2 運を鍛える四つの法則(チャンスを最大限に広げる
虫の知らせを聞き逃さない
幸運を期待する
不運を幸運に変える)
5 幸運な人生をつかむために(幸運のレッスン
幸運のワークショップ
より幸せな人生をめざして)

運のいい人、悪い人―運を鍛える四つの法則

運のいい人、悪い人―運を鍛える四つの法則