第3068冊目 最短で成果★超仕事術 荘司 雅彦 (著)


最短で成果★超仕事術 (中経の文庫)

最短で成果★超仕事術 (中経の文庫)


  • 仕事を中断しても脳は考え続けている


私の場合、書き上げるのに合計2時間かかる書面であっても、次の予定まで10分でもあれば着手していました。


たとえ10分でも書き始めれば、全体の内容についてあれこれ考えを巡らせます。


その後、1時間後2時間後、場合によっては1日の間が空いたとしても、次に書面作成に着手するときには、頭のなかで考えが醸造され、要領よく的確な書面が作成できます。


このような頭の働きは、最初は私自身の経験則に過ぎなかったのですが、最近の心理学の実験である程度証明されています。つまり、人間の脳というものは、一度着手すれば意識していなくともその問題について考えてくれていて、再開したときには初めて着手するときよりはるかに効率良く処理できるようにできているのです。