第3053冊目 人の印象は3メートルと30秒で決まる―自己演出で作るパーソナルブランド 江木 園貴 (著)


  • ファッションを変えることで、自分の意識を変えられる


女性会社員の中には、制服があり、ナースシューズのような制靴を履かされている人もいるでしょう。特に内勤の人は、男性でもスリッパやサンダルなどを履いたまま、ぞろぞろランチに行く姿をたまに見かけます。


いくら休憩時間だとはいえ、街へその格好で出ていくのはいかがなものでしょうか。女性の制靴といってもそれは社内のことですし、男性が、ムレ防止のためにサンダルを履いていても、自分の席以外では、必ずオフィシャルな靴に履き替えるけじめを持ちたいものです。


それができない人は、ビジネスの場ということを忘れ、無頓着になり、どんどんだらしなくなってしまいます。たとえ近所であろうとも、取引先の方や知り合いに会わないとも限りません。一旦社外に出るときには、ビジネスシューズやパンプスに履き替えるようにしましょう。また、ドレスコードがない職場であっても、自分の意思で「社外では必ずジャケットを着用する」「自分の席を立つときは、ビジネスシューズに履き替える」など、小さな自分ルールを作り、きちんと見えるように心がけることで、自分の中での意識が変えられるのです。