第954冊目  最短で成果★超仕事術 (中経の文庫) [文庫]荘司 雅彦 (著)

最短で成果★超仕事術 (中経の文庫)

最短で成果★超仕事術 (中経の文庫)

1日を好循環で過ごすコツ

これは日本だけではないと思いますが、新聞やテレビのニュースのほとんどは、事故や事件、会社の倒産など、見ていて楽しいものではありません。

朝一番で新聞を読み、悲惨なニュースばかり目にしていますと、正直いって精神的にめげてしまいます。

暗いニュースに打ちのめされることなく、気持ちのいい1日を送るsh方法はないものでしょうか。

悲観的な人より楽観的な人のほうが成功する確率が高い。ポジティブな人のほうがネガティブな人より幸せになる可能性が高い。だから、物事を楽観的に考えて、ポジティブに行動すべきだ。

以上のようなことは、古今東西成功哲学の本や自己啓発の本に、いやというほど書かれています。

そのような本を読んで、「よし! 自分の明日から、明るく振る舞いポジティブに行動しよう!」と誓ったとしても、翌朝になって悲惨なニュースばかり見ていたのでは、せっかくの気合いも一気に萎えてしまいます。

そこで、私が提案するのは、朝一番は「前向きになれる読書」をすることです。

感動的な小説でもいいですし、自己啓発書でもいいでしょう。元気になれるなら漫画でもいいと思います。

朝の通勤電車や、朝食前の10分間をそのような読書にあてるだけで、その日一日の気分のがとても明るいものになります。

気分が明るいと、周りのものも明るく見え、知らない人にも親切になれるなどという好循環が働きます。

逆に、沈鬱な気分でいると見るものすべてがくすんで見え、ちょっとしたことに腹を立て、周囲の人たちがみんな敵になったような気がします。

明るい気分は好循環を、暗い気分や悪循環を生みます。

どうせなら、好循環を作って楽しく毎日を過ごし、自分も周囲も明るくしてみましょう!