第456冊目 信念の魔術 C・M・ブリストル/著 大原武夫/訳

信念の魔術

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  • 鏡が潜在意識を躍動させる

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この鏡の使うコツを説明しましょう。まず鏡の前に立つのです。鏡は等身大のものなら理想的ですが、そうでなくても、からだの腰から上が十分に映る程度のものならばかまいません。


まずその前に立って軍隊の気をつけの姿勢をとります。直立し、かかとを合わせ、腹をひっこめ、胸を張り、あごを引いて頭をあげます。そこで三〜四回は深呼吸をして、体内に自信と力と決意がわくのを待ちます。


ついで鏡の中の自分の目の奥に入りながら、欲求していることをかならず成し遂げるぞ、と自分に向かっていうのです。その欲求はかならず口に出して、自分の耳にきこえるくらいの大きい声でいうほうがよろしい。そうすれば自分のくちびるの動きが見え、自分のことばが耳に残るわけです。これを少なくとも一日に二回、朝晩に行うことを習慣とすれば、その結果として時分でも驚くようなことが現実に現れてきます。



  • 今日の名言

「私はチャンス到来に備えて学び、いつでもすぐに仕事にとれかかれる態度を整えている」――エーブラハム・リンカーン

私は信念をつかんだ
心とはなにか---その実験
潜在意識とは
暗示は力だ
イメージを描くこと
鏡が潜在意識を躍動させる
外界は心の投影
思いは実現する

信念の魔術

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