第261冊目 中学受験BIBLE 新版 荘司雅彦/著

中学受験BIBLE 新版

中学受験BIBLE 新版

「一ヶ月以内に復習しないと、長期記憶として定着しない」

「あの問題の見直し、したか? やってからもうすぐ一ヶ月経つよ。努力が水の泡になるけど、いいのか?」

「子供との約束は絶対に破ってはいけない」

模試と過去問を混同してはならない。両者は決定的に違う。

過去問は、志望校から受験生に対する最も重要なメッセージだ。繰り返し解くことを、ぼくは強くおすすめする。

同じ科目ばかり続けてやらないこと。

1分でも3分でも、「スキマ時間」を活用すること。

字を丁寧にかくこと

教材などを、徹底的に「再利用」すること。

ぼくは司法試験の勉強をしていたとき、一区切りついたところで、「その時間を何を学習したのか」を頭の中で思い出すようにし、思い出せなかった部分はテキストに戻って確認していた。毎回そういう癖をつけてくると、学習内容がどんどん頭の中に残るようになり、半年で論文試験で上位1500番以内に入ることができた。

せっかく何時間勉強しても、あとで頭の中で整理整頓しておかないと、その何時間の大半が無駄になってしまう。

「一度みっちりやるより、回転数!」

人間の頭脳のメカニズムでは、一度記憶したものを「再起」させるのは、少し期間を置いてからのほうが効果的だという実験結果があるそうだ。だから、一日こっきりで、「定着」させようとするより、3日後や1週間後、さらには1ヶ月後にチェックを繰り返す方が、はるかに意味がある

第1部 ド田舎から「御三家合格」までの2年間-ぼくと娘の中学受験ものがたり(いきなり最前線に放り込まれた4年生の3学期
泣いて笑ってまた泣いた5年生時代
最後にぐんと伸びた6年生時代)
第2部 日本一シンプルな中学受験マニュアル-これさえやればゴールは目の前だ!(子供を確実に合格させるための「親の心得・10カ条」
親子で覚えたい受験勉強「黄金のルール」)

中学受験BIBLE 新版

中学受験BIBLE 新版