第55冊目  断る力 (文春新書) (新書)勝間 和代 (著)

「事実なんてない。あるのは認識だけだ」

自分の才能を伸ばして活躍するほど、必ず周囲からの嫉妬は生じる

私たちは自分の扱い方を人に教えている

世界一の美女になるためには、あらゆる時間を「美女になる」ために費やさなければならない

自分がそういった時間配分をしていないのに、他人が得意なことをうらやましがってもしようがない

どの分野が得意か不得意かというのは、自分のこれまでの時間配分の結果である

どんなに自分の得意技に自信あっても、その得意技はあくまで他人との関係で成果が発揮できるものなので、常に謙虚さを失わず、過信する可能性があるということを警戒しながら、なるべく多様な情報源からフィードバックを集め続け、その中から自分の形を判断することの繰り返しが必要になるのです。

男性は普通であればそれなりに出世できる。女性は優秀でないと出世できない

「ちっとした努力で向上できる範囲においては改善を心がけるが、あまり時間をつかわないようにする、あるいは、意図的にほおっておく」

私たち自身が自分の「コーチ」をする以外はの選択肢は、実質的には存在しない

他人が私たちに言ってくれることは、ノイズ混じりで、適当で、無責任

自分に対して責任をすべて持てるのは、自分一人だけ

「『空気』を読んだ上で、その空気とは違うことをあえて言い切る勇気をもつ」

「メディアに聞かれたことを答えるだけでなく、話を絡ませて、自分が言いたい方向に持っていく」

相手にとっても、言いたいことを主張したほうがありがたいことも多い

断る力 (文春新書)

断る力 (文春新書)