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第3686冊目 福祉リーダーの強化書: どうすればぶれない上司・先輩になれるか
今、自分がリーダーシップを発揮する領域ではどのようなレベルの業務、介護、支援の実現が求められるのか、福祉系月刊誌・専門誌・新聞・テレビなどのニュース報道を通して、理解する。
「達成が求められる業務レベルは常にあがり続ける。過去と同じレベルにあるのは実質的にはレベルダウンを意味する」
「業務のレベルアップを図りたい」という思いをもった部下からの提案に対しては、前向きな姿勢で傾聴する。提案内容が不十分な場合、提案の根拠が不明確な場合は、その旨を本人にわかるように伝え、バージョンアップするようアドバイスする。
職員が、「うちの職場はどんなレベルアップを図っていく前向きな事務所だ」と心の底から実感できる組織風土つくりを着実に推進していく。
業務に一切関係ない職員のプライベートを根掘り葉掘り聞くような行為は、聞き方や聞く際の態度によっては、人権侵害行為とみなされるケースがある。部下や後輩のプライベートに不用意に立ち入らないよう心がけなければならない。
リーダーシップを発揮する立場になったら、リーダーとして何を他の職員と情報共有する必要があるか、リストアップし、整理する作業に取りかかる。続いて、情報共有がスムーズに行くようにするためにどうすればばよいか、具体的方法の確立に向けて知恵を絞る。