第643冊目 最少の時間と労力で最大の成果を出す 「仕組み」仕事術 

泉正人/著

最少の時間と労力で最大の成果を出す 「仕組み」仕事術

最少の時間と労力で最大の成果を出す 「仕組み」仕事術

目次


はじめに
<PART1>
「仕組み」があなたの仕事を変える
STAGE01 なぜ「仕組み」が必要なのか
STAGE02 「仕組み」が必要な仕事と、そうでない仕事
STAGE03 自分の仕事に「仕組み」をつくる
STAGE04 「仕組み」でチームを動かす
STAGE05 続ける「仕組み」をつくる
STAGE06 「仕組み」仕事術・3つの黄金ルール

<PART2>
「作業系」の仕事を徹底的に効率化する
STAGE01 チェックシートを徹底活用しよう
STAGE02 仕事の内容と手順をチェックシート化する

<PART3>
あらゆるタスクを一元管理する 
STAGE01 データ管理の基本をおさえよう
STAGE02 TO DOリストを使って、あらゆるタスクを一元管理
STAGE03 一日かかっていた仕事が2時間で終わる! 「考えない」仕事術 
STAGE04 メール処理に「仕組み」をつくる
STAGE05 情報収集も「仕組み化」しよう

<PART4>
「仕組み」で考える人はこうしている“7つの習慣” 
終章 「仕組み」仕事術が目指すもの
あとがき


優先順位をつけずに、楽なタスクから一気に片付ける
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私の場合、ますリスト全体を見渡して、じゃあこれをやって、あれをやってと、楽にできそうな「作業系」タスクから順番に、どんどん片付けていきます。


たとえば朝の次の予定までに1時間あるようでしたら、1時間でこの5つはできるだろうとイメージして、あとはただひたすら、工場の機械のように仕事を処理していくことに集中します。


すぐにできるわけではない「考える系」タスクは、この時点ではとりあえず手をつけずに置いておきます。まずは「作業系」タスクを、とにかく考えずに処理していくことが必要です。


TO DOリストは、仕事を効率的に進めるための「仕組み」ですから、そこに「面倒くさい」「やりたくない」といった感情や「意志の力」を介在させないようにします。思考や判断の余地をさしはさまずに処理していくことがポイントです。


TO Doリストの項目に優先度の高い順にA、B、Cランクづけしたり、重要度や緊急度で分類するやり方もあるようですが、私の場合は、そういったことは一切やりません。


「優先順位はどっちが高いかな……」など判断の余地を入れると、私の場合、仕事の処理スピードはガクッと下がってしまうからです。あくまでも「頭を使わない」がキモです。


また「すきま時間」の活用においても、この方法はとても役に立ちます。たとえば来客の前に5分の空き時間ができたとき、あるいはミーティングがキャンセルとなり1時間の空白ができとときなど、このTO DOリストを見て、5分でできる簡単な仕事や、1時間かかる仕事などをピックアップし、処理していけばいいのです。


仕事を選択する判断基準は、「重要度」ではなく「処理時間」なのです。


あなたにすべてのよきことが雪崩ごとく起きますように♪


今日の声に出したい言葉


「本番で頼りになるのは習慣だけ」――吉永賢一


感想


今日からタスクは機械的に処理していきます。


感情が入ってしまうと、「やる気がない」「面倒くさい」「体が重たい」など行動しない理由を一所懸命探してしまいます。


そこで、タスクは時系列にどんどん処理していきます。

私はタスクは機械的に処理していきます。


最少の時間と労力で最大の成果を出す 「仕組み」仕事術

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